ゴルプツィー:ロールキャベツに代表される挽肉料理 [Второе блюдо 2番目の料理 メイン]
ゴルプツィー・・・と書くとなんか違和感。ガルプツィーと書きたくなります(ウズウズ)。
ロシア語で、"О" は「オ」だけどその節にアクセントが無いと弱い感じの「ア」になるじゃないですか、
そのままの音が私の脳内でインプットされているから「ガルプツィー」と書きたくなるんです!
とまぁ、それは置いといて・・・。
ゴルプツィー、トルコが起源の料理らしく、似た物はヨーロッパ、アジアに広く分布していますね。
これもロシアの台所で良く調理されているようで、バリエーションが多い料理です。
私が初めて食したロシア人が作ったゴルプツィーはパプリカに挽肉が詰まったものでした。
そして次に食した時は、ぶどうの若葉に包まれたものでした。
どちらも、具にお米が混ざっていてびっくりしたものです。
その前に、ぶどうの葉っぱって!と驚きましたし。
この、ぶどうの葉を使うものは「Долма」といい、ゴルプツィーの起源にあたるもののようです。
どちらも他のお野菜などと一緒に煮込まれてとてもおいしい料理でした。
ずいぶん後になってキャベツの葉に包まれたものを食した時はじめて、
私の脳内回路で「ゴルプツィー」→→→「ロールキャベツ」 とつながったのでした。
さてさて、わが家で作るゴルプツィーは手軽さと食材の値段から、
第1位 ピーマン、 第2位 キャベツ、 第3位 パプリカ、 第4位 ぶどうの葉
となります。具にお米を混ぜ込みますよ。
第4位に入ったぶどうの葉なのですが、以前偶然、とある中近東の食材を売る店で
塩漬けになったものを発見したのです!!!
喜々として購入したのは言うまでもありません(笑)
なかなかおいしくできましたよ。
その後その店はどこかに消えてしまいましたが、 オンラインショップを発見したので、
たまぁ~にリピートしています。 なんせ、1瓶にかなりの量が入っていますから^^
さてさてわが家のゴルプツィーの作り方です。
材料
- ピーマン 10個
- 合挽き肉 300グラム
- 玉ねぎ 中1個
- ニンジン 中1本
- トマト 中1個
- 米 1/3合
- 塩、こしょう 適宜
- オリーブオイル 大さじ3
- にんにく ひとかけ
- ローレルの葉 1枚
- ディル 適宜
調理
(1) ピーマンをくりぬきます。
(2) 玉ねぎ半分をみじん切りにします。
(3) 挽肉に(2)のたまねぎと米を入れ良く混ぜ、良く捏ね、塩コショウします。
(4) (3)を(1)のピーマンにギュッと詰め込みます。空気が入らないように。
(5) 残りのたまねぎをスライスします。
(6) ニンジンを大きな目のおろし金でおろしてフレーク状にします。
(7) トマトは皮をむきさいの目状にします。(缶詰トマトでもいいです)
(8) 鍋にオリーブオイルをしき、潰して粗く刻んだにんにくを入れて中火にかけます。
(9) にんにくの香りが立ったら(5)の玉ねぎを入れしんなりするまで炒めます。
(10) (6)のニンジンと(7)のトマトも入れてまたしばらく炒めます。
(11) 鍋底に(4)の肉を詰めたピーマンを並べます。
(12) そこに熱湯をかぶるくらいに注ぎ、ローリエを入れて煮込んでいきます。
(13) 具がお米が柔らかくなったら、塩こしょうで味を調えて出来上がりです。
もっと煮込んでもいいですよ^^
スープを少なめにしておいて、 チーズをのせてオーブンで焼いてもおいしいです。
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